※初見の方は、( ⇒ Part.1 URL ) から どうぞ、続きものです。
ドアが 開けられた瞬間、
みんなで 叫んだ 「 あ、ネーネだ!!」
みんな、ネーネが ドアを開けたと思った。しかし、 ・ ・ ・ 。
でも、それは違った。
ホッペが*ピンク*色だ。ネーネの奥さんで、ノーノ であった。
これまた、ネーネを上回るせっかちさだった。また、雪だるま王国語だ。
「 あんたが、安目衛さん!」
「 ネーネから聞いたわよ。」
「わたし、ノーノよ。」
「 はやく、プチクリームおこし をちょうだい!!」
「 食べたいの。」
初めて会うなり いきなり、一気にまくしたてた。
しょうがないから、エミリー にあげた物を、分けてもらい 二つ あげた。
「 おいしい~、浅草名物 : プチクリームおこし~大好き!!」
「 もっと、ちょうだい!!」
まだおさまらず、残っている 最後の三つもあげた。
そうすると、「 ありがとネネ!!」と言って、さっさと 帰ってしまった。
まったく、お騒がせな子であった。
これはあとあと 「 ノーノ お騒がせ事件 」として、エミリー家で語られることになった。
騒ぎがおさまり、また、昔話に花が咲いた。
ちょっと みんなの話が、途切れた時だった。
「 おいおい、安目衛。ケロケロ。」
何かが聞こえた。
「 エミリー 何か言った?」
「 いえ、何も 言わないわよ。」
「 聞こえないのかよ、安目衛。」
「 ロバート 何か言った?」
「 いや、何も 言わないよ。」
「 小さい声だが、確かに 何か聞こえた。」
「 し~、みんな少し黙って!!」と、安目衛はみんなに言った。
「 ここだよ、安目衛!!ケロ。」
「 安目衛、あなたのズボンのポケットからよ!!」と、エミリーが言った。
「 僕のポケット?」
「 そうだよ、おまえのズボンのポケットの中だよ、安目衛。」
「 まったく。はやく、気づけよ。」
ポケットの中を のぞくと、
そこには 小さな 雨 蛙 の ケ ロ がいた。
「 ゴ メ ン ・ ゴ メ ン、すっかり 忘れていた。
今すぐに 出してやるから!!」
急いでポケットから、出してやった。
「 フ ~ ・ やれ・やれ、やっと外に出れた。」
「 息苦しかったぞ、安目衛。ここが、ハワイかい?」
「 そうだよ ケ ロ、いい所だろ。」と、安目衛が答えた。
「 フ~ン、ここがハワイか!!一度来て見たかったんだ。」
そばにいた キャスリーンとアリスが、近くによって来た。
「 カワイイ、あなた ケ ロちゃんっていうの、
わたし ・ キャスリーンよろしく。」
「 わたし ・ アリス、よろしく。ケ ロちゃん。」
「 よろしく ・ ケロケロ。 キャスリーン ・ アリス。」
「 あんたら目の色 : ミドリ色だね。初めて見たよ。」
すぐに 友達になった。
「 よかったな ケ ロ、友達ができて。」
「 ケロうん ・ ケロケロ。」( うれしい時に出る言葉だ。)
「 よかった、ケロの機嫌が直って。」
そうこうしてるうちに、もう夕方に なってきた。
待ちに待った、お楽しみの ☆ サンセットタイム ☆ の時間だ。
「 ケロ、真っ赤に染まった夕焼け ☆ キ・レ・イ だろ!!」
「 ケロうん ・ ケロケロ。」
「 私 安目衛は、ここの夕焼け が大好きだ!!」
「 本当に、安目衛はここの夕日が大好きね。」
「 ところで エミリー、明日はどこへ行くの?」
「 安目衛、もう忘れたの。」
「 明日のことは、ここハワイでは 明日考えるのが流儀よ!!」
「 そうだった、忘れてたよ。今日は いい夢でも見よう。」
←ちょっい ポチっと
・ ・ ・ To be continued.⇒ Part.4