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※初見の方は、( ⇒ Part.1 URL から どうぞ、続きものです。
 

< その日、晩の出来事 > ・ ・ ・ ( 夜の攻 防 in O'ahu )

「 安目衛、これを使ってね。」 エミリーは言った。
「 おや、これ!!アメリカ製?」
「 いいえ、この前 日本に行った時、ヨーナイ 堂で買ったのよ。」
「 それに、この黒ブタ 可愛いでしょ、120日用だから 4ヶ月も持つのよ。」

「 1年でたった3回の交換か、らく でいいね。」
「 そうか、ハワイにも 蚊がいるからね。」
「 彼は、すごいよ、強いんだ!!」
「 使わせてもらうよ!!」

黒ブタ-

そこに、キャスアリスがやって来た。

くろブ~タ ・ くろブ~タ!!
            キャハ ・ かわいい~。


どうも、キャスとアリスの お気に入りらしい。

あんめい、かわいがってね!!」 と言って
行ってしまった。

でも、さすが双子だ。
二人で話しているのに、まるで 一人のように聞こえる。

「 オイラには、いらないぜ!?」と、ケロは言った。
安目衛、ケロちゃんは何て言ったの?」
「 オイラには、いらないぜ!?」って、「 言ったんだよ。」
「 そうね、ケロちゃんは カエル
ですもんね!!」

「 じゃあ 安目衛、おやすみなさい。いい夢を。」
「 おやすみ、エミリー。」

 安目衛は思った、「 今日は、長い1日であった。」と、それもそのはず 1日とは言っても実際は、
 日付変更線を越えたのだから2日経っている。海外旅行ならではの 時差感覚だ。

( 注 ) : ケロが話しているのは、雪だるま王国語で、「 全生物 共通語 」である。
     ここでは、雪だるま王国立大学に留学した安目衛にしか分からない。
     これは、雪だるま王国を中心として、地球全体の生物が他種族と、会話する時に
     使用している言葉だ。
     人間も大昔 使っていたテレパシーであり、脳の発達により退化した第七感である。


ここで、ちょい( 現 地 ハ ワ イ 情 報 )です。 * * * * * * * * * * *

2011年3月24日、ハワイ州衛生局の発表によると、2001年以来、2011年2月下旬に、オアフ島の住民に、疑い症例を含む4例のデング熱患者が発生したとのことです。患者は全員回復、調査によると、この4症例には関連があり、家の近くで感染した蚊に刺されたため、デング熱になったことが疑われています。現地では蚊の駆除などの対策がとられています。
台湾などでもある、デング熱です。

デング熱をうつす蚊は、通常、夕暮れ時や朝方に活発に活動します。しかし、曇りの日や、室内、日陰になっている場所などでは日中でも刺される可能性があります。
日焼け止めを使う場合、虫よけ剤を使用する前に日焼け止めをつけてください。

海外で熱が出たら、できる限り早く医療機関で受診してください。
※デング熱やマラリアは隔離の対象疾患ではなく、検査結果が陽性でもすぐに入国可。
直接他の人にうつりませんが、発熱が続いている期間に蚊に刺され、その蚊が他の
人にうつす危険があり、症状がある間はくれぐれも蚊に刺されないようご注意ください。

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安目衛が夢の中、↓ その時に攻防は始まった。

ハワイの蚊
「 あんたら目 ・ 青いな、その黒ブタ には 注意しな!!
 ケロケロ 」


「 俺たちゃ、ストロング だぜ!!何も、怖くないぜ!!」
( ハワイの蚊って、本当に目が青いのかな?)


「 野郎ども、いくぜ ・ 攻撃だ!!」 「 オ ウ!!」

「 血を吸ってやる~、獲物は どこだ ~!!」


なんじゃい ・ この黒ブタは~、  な~んか ・ くせな~
   でも いい におい、 死ム~~。
       ウォ~ ・ くせ 死ム~~、 あ~ ・ いい におい
 ヒュ~ン ポトン ヒュ~ン ポトン ガク コテ。







ケロ ベローン-2
「 おや?あんた!!まだ、生きているね。ケロ。」
「 助けて くれない蚊~、 お~願い!!」

「 オイラにも 気をつけな!!ケロケロ。」

「 食べてやるよ、問答無用。」

「 べ ロ ~ ン!!」

ケロはカエル、蚊が大好物であった。


言うまでもない、この時間はケロの夜食の時間となった。
そして、ハワイの夜は 静かに更けて行った。


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・ ・ ・ To be continued.⇒ Part.5